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天声人語 20160225 デジタルとのつき合い方

2016-02-25 09:07 253 查看
本紙の30代の同僚記者が、スマホや携帯電話、インターネットを原則として禁止して1週間過ごしてみた。その体験記を朝日新聞デジタルで読んだ。便利な半面、いつも縛られていると感じるので思い立ったという▼仕事場から固定電話で取材をする。なじんだ機器を使えず、イライラが募る。出先から会社に定時連絡をしたくて

も、公衆電話が見つからない。常に不安にさいなまれ、「期待した解放感はゼロだった」と書いている。確かに、休暇中ならともかく、普段通りに仕事をしながらの「デジタル断ち」は難しい▼当方は約1年間、スマホなしで暮らした経験がある。パソコンでネットにはつながるので仕事には困らなかったが、使用を再開してみると、たちまちスマホ依存の兆しが出た。いつでもどこでもの手軽さがうらめしく思える▼「デジタルデトックス」という言葉がある。電脳空間に浸り切ると体内に毒素がたまるような気がするのだろう。機器を封印することで、それを排出することをいう。過剰な接続を不健康と感じる人は少なくあるまい▼「折々のことば」の鷲田清一さんの著書に示唆的な言葉があった。画面の向こうに行きっぱなしになるのか、現実の世界に「別の眼(め)をもって還(かえ)ってくるのか」を考えよ、と▼先の同僚は今回の試みで一つ学んだ。酒席などで会話しながら相手にスマホを使われると、「かなり寂しい」ということを。従前、同じことを相手にしてきた同僚は、「別の眼」をもったことになる。
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