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日经社説 20150828 薬局の機能を高め医療の効率化進めよ

2015-08-28 09:37 211 查看
薬局や薬剤師のあり方が問われている。どのように患者の役に立っているかがわかりにくいことが大きな原因だ。医療の質や安全性を高め、膨張する医療費を抑えるといった役割を明確に担えるよう、制度の見直しや関係者の意識改革が求められる。

 患者が病院や診療所にかかったとき、薬については医師が書いた処方箋を外の薬局に持ち込んで受け取ることが多い。これを医薬分業という。薬の専門家である薬剤師が処方は適切かなどをチェックするためだ。

 しかし現実には飲みきれないほどの多種多量の薬を処方されて、かえって状態が悪化する患者や飲み残して効果が出なかったりする患者が相次いでいる。「処方箋通りに薬を出しているだけ」と見られても仕方がない状況だ。

 本来は必要なはずの患者の服薬歴の管理もせずに、調剤報酬だけは受け取っていたという不祥事なども発覚した。薬局改革が必要との認識は高まっている。

 厚生労働省はこの状況を踏まえて議論を始めている。改革の方向は「かかりつけ」機能の強化だ。

 方向は妥当だろう。患者が異なる疾患でそれぞれ別の医療機関を受診し、そのたびに別の薬局で薬を受け取っていては、その患者の服用薬の全体像を把握することは難しい。いつも利用する薬局を決め、そこに各医療機関が出す処方箋を持ち込むようにすれば、この問題は解決する。

 調剤する薬局が一つなら、医師と相談しながら重複して処方されている薬や飲み合わせの悪い薬を省くといった作業がしやすい。服薬しやすい工夫をし、飲み残しを減らすことも可能だろう。特に複数の病気を抱えることが多い高齢患者にこの機能は重要だ。価格の安い後発薬の利用も進めたい。

 薬局が地域の人に気軽に立ち寄れる健康相談所として活躍することも期待される。日々の健康づくりに貢献し、必要なときに受診を勧めるといった機能が発揮できれば医療の効率化にもつながる。

 かかりつけ薬局として選ばれるためには、患者にメリットを感じてもらう努力が必要だ。努力する薬局を評価するような調剤報酬の支払い方式を考えるべきだ。

 処方箋には病名の記載がないなど、薬剤師に患者情報が不足している問題も改善が必要だろう。患者の側でも、かかりつけ薬局を持つという意識を高めたい。
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